和菓子は日本の伝統的なお菓子であり、和菓子を通して四季を感じることができます。
今回は“下萌”という和菓子についてご紹介させていただきます。
下萌(したもえ)とは
地中から草の芽が生え出ること。また、その芽。草萌え。《季・春》
下萌(したもえ)とは? 意味や使い方 – コトバンク (kotobank.jp)
下萌とは春を表す季語であり、芽が春を待ちわびている様子から毎年立春頃(2月4日~2月18日頃)に上生菓子として食べられています。
下萌を販売している和菓子屋さんを紹介
お店や職人さんによって色々な表現でつくられているようです。
両口屋是清の下萌
画像引用元:2月1日~2月15日 (ryoguchiya-korekiyo.co.jp)
1個368円(税込)
消費期限:2日
御菓子処ささまの下萌
画像引用元:下萌|2月の和生菓子|御菓子処ささま (sasama.co.jp)
賞味期限:翌日
京菓匠 甘春堂の下萌
画像引用元:2月上生菓子(下萌え) | 季節の上生菓子,2月 | | 甘春堂(かんしゅんどう) (kanshundo.co.jp)
1個486円(税込)
賞味期限:製造から3日
旧近衛邸での下萌と抹茶
私は2月3日に愛知県にある西尾市歴史公園を訪れました。
公園内には京都から移築された枯山水庭園で囲まれた旧近衛邸があります。
旧近衛邸は書院と茶室からなっていて、そこでお抹茶とお菓子(500円)を味わいました。
翌日(2024年2月4日)が立春ということで“下萌”という和菓子を頂きました。
和の空間で落ち着いていて悠久の時を過ごせたように感じました。
和菓子の見た目は可愛らしさもありながらちょうどよい甘さで苦いお抹茶とよく合いました。
まとめ
最後まで読んでくださりありがとうございました。
今回は下萌についてご紹介させていただきました。
和室で和菓子と抹茶を久々に味わって自分が中学のとき茶道部(裏千家)に入っていたことを思い出しました。当時は和菓子の意味に多分興味なかったので食べることだけで満足していたと思います…。ある程度の作法は身についたと思うのですがあまり記憶に残っていないので、今回をきっかけに茶道や和菓子などについて勉強していきたいなと思っています。
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